救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

これだけできる北朝鮮への追加制裁‐東京連続集会86 全記録



◆何も罪のない日本国民を強引に連れ去るのは宣戦布告

飯塚繁雄(田口八重子さん兄、家族会代表) みなさんこんばんは。毎回拉致の話で、我々も皆様方もかなりの認識をされていると思います。実はこういったことが、先ほどの話の中の、「全員一括帰国」につながらなければならないわけです。
 私たちは色々な場面にでくわしています。今日もそうです。頭の中は、被害者の帰国、帰国、それだけです。この時期に及んで、特にその気持ちが強くなってきています。
 従って、当然ながら今までの色々な論議や措置を含めた活動、行動がこれ(全員一括帰国)に必ず結びつくとの確信や期待を持っています。
 今回、自民党が出された政府への要請は、当然と言えば当然ですが、これが「最終決戦のとき」というこの場面で、北朝鮮に対していかに脅威になっているかということです。かなり効くのではないかと思います。
 実際にやっていなくても、やるぞ、やるぞというのもしたたかな戦法かなと思います。自民党や国会、あるいはこの場で色々な論議をしているということだけでもかなり気を使うだろうと思います。
 憲法論議など色々ありますが、残念なことはその論議の中で、今一番最優先なことで、北にいる拉致被害者をどうやって憲法上助けるのですかという論議が全くないことです。
 拉致問題というのは、北朝鮮が日本に仕掛けた、宣戦布告した事態です。相手国の国民を強引に連れ去るということは、まさにこれは戦争です。そういう見方を今までしてこなかったというのも、日本としては弱い立場だと思います。
 何も罪のない日本国民を強引に連れ去るのは戦争ですよ。それに対し、日本がこれをどのように受け止めて、即対応しなければいけないのかということが考えられなかったと私自身は思います。最近の憲法論議についてもそういう感想を持っています。
 7月というこの時期、あちこちから聞き及ぶところでは、何かが動くと皆さんおっしゃっています。変な報告書が出ても、それは何にもならない。北朝鮮が今管理している、生きている日本人すべてがその報告書の中に入っている筈なんです。だとしたら、報告という回りくどい対応ではなく、即刻返せばいいわけです。この辺の突込みが弱いとまた北朝鮮の思うつぼというか、如何にしたら自国の利益に結び付くかという考えだけでまた日本がごまかされてしまうのが心配されます。
 皆さんも、安倍総理も考えている、拉致被害者の帰国が第一優先だということを踏まえて、これからあらゆる場面で色々な動きがある中で、あくまでも「被害者の帰国」を強く念頭に置いて対応していただきたいと思います。どうもありがとうございました(拍手)。

  
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