「特別調査委員会」1年全拉致被害者を取り戻す緊急国民集会全記録
家族会・救う会・拉致議連は、平成27年7月22日、東京・星陵会館で緊急国民集会を開催した。集会には家族会・救う会・拉致議連の他、山谷えり子・拉致問題担当大臣、各党の拉致問題担当組織の代表も参加した。拉致議連の国会議員20数名、各地の都議会、県議会議員も20数名参加した。
北朝鮮が「特別調査委員会」なるものを立ち上げ、日本が制裁を一部解除してから1年以上が過ぎた。この時点で北朝鮮は「今しばらく時間がかかる」などと通報してきた。全員一括帰国が実現しないことに強い怒りを覚える。
そもそも拉致被害者については調査など必要ない。金正恩が全員帰すと決断すればよいことだ。安倍総理は拉致問題が解決しなければ北朝鮮に未来がないと発言しているし、自民党は追加制裁メニューを作った。
現在の交渉枠組みで解決の目途があるのか、より強い圧力をいつかけるのか、厳しく問わなければならない。全被害者の一括帰国を実現するために緊急国民集会を開催した。
冒頭各党代表からは、北朝鮮に対し厳しい制裁を発動すべき、また外務省中心の交渉の仕組みを変えるべきとの意見等が表明された。概要以下の通り。(随時更新中)