最終決戦のとき、不退転の決意で全員救出を!国民大集会報告
◆いざという時には雄々しく立ち上がる決意があるのだということを示せ
櫻井よしこ
ありがとうございました。最大野党の民主党の代表の高木さんから、大変力強いメッセージをいただきました。その心は、敢えて厳しいことを政府に突きつけて、これを北朝鮮に見せつけて、わが国は決して容易な妥協はしないということを伝えようというお気持ちもあろうかと思います。本当にありがとうございます。
私たちの国が、期限を付けずにいつまでも待ちますというようなことは、ご家族の立場からも、拉致議連の立場からも、一度も北朝鮮に示したことはないと思います。
ただ結果としてそのようになってきた。国のあり方をここで考えるべきだと私は昨年も申しあげました。この7月にも申し上げました。ご家族の方々もそのように言っています。交渉だけで片が付く相手ではないのです。そ
のために、私たちはいざという時に、どんなことができるか。先ほど塚田さんの国会での質問に、総理が「米軍との協力も考えている」と答弁された。国会の場で答弁されたことは、北朝鮮を含む国際社会に広く伝えられることです。
その意味で、私たちは国際社会に日本国というのはどういう国か。心優しい国であり、国民一人ひとりを大事にする国であり、しかしいざという時には雄々しく立ち上がる決意があるのだということを示さなければならないと思います(拍手)。
そのために、私たちは今安保法制を論じているということも付け加えておきたいと思います(拍手)。
今日は各党の皆さん方のご参席をいただきました。拉致問題の解決に、本当に心を一つにして、日本政府のもとでわが国の国民の心を結集して、北朝鮮に捕われている人たちを助けようという会です。どうぞこのことを忘れずに、みんなで一緒にやりましょう。
さて次に、公明党の上田さんがまだお出でになっておられませんので、維新の党拉致問題対策本部長で拉致議連副会長の小野次郎さんにお願いをいたします
(拍手)。