制裁と国際連携で全員救出実現を!?国民大集会報告
◆今こそ取り返すチャンス
飯塚繁雄(田口八重子さん兄、家族会代表) 水面下で色々やっていただいているとは思いますが、我々の最終的な目的は被害者の帰国です。我々としてはこれ以上ありません。確かに核・ミサイルは脅威ですが、まず目先にはっきりとした問題として見えるのは拉致です。長年かかっている今こそ取り返すチャンスだと私たちは見ています。
隣の韓国でも、拉致被害者を相当数抱えています。その辺の協力体制を含めて、是非前向きに、能動的に動いていただいて、強力な姿勢を是非示していきたいと思います。北に対する圧力を含めた強いカードを示すことにも結び付くと思います。今こそ拉致問題の解決、被害者の帰国にとっていい機会であるというとらえ方で、今後も早急に対応していただけますよう、日本が全国一丸となって解決への取り組みを目指していきたいと思います。
宜しくお願いいたします。ありがとうございました(拍手)。
西岡 続きまして、主催者を代表して、拉致議連の平沼赳夫先生にご挨拶をいただくといころですが、平沼先生は2度目の病気で倒れられました。1度目の時は回復されて、我々と一緒に海外に行かれたのが2008年でした。アメリカがテロ国家指定解除をするとの情報があり、ヒルさんに会いに、病身を押して行ってくださいました。どの病気も身体にあまりよくないと思うんですが、行ってくださいました。
大臣もされた方なのに、ホワイトハウスに入る時は我々と共に、普通の人たちと同じように並んで入ってくださって、命がけで取り組んでくださったのだなあと思います。
しかし、もう一度倒れられました。今はリハビリをされているということです。拉致議連の会長としてのメッセージをいただいてきました。それを代読させていただきます。