制裁と国際連携で全員救出実現を!?国民大集会報告
◆拉致問題を解決するほか途はない、と金正恩に思い知らせるとき
平沼赳夫(拉致議連会長)制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会 メッセージ
北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟会長の平沼赳夫です。本日の国民大集会への参加ができませんことを、まずもって深くお詫び申し上げる次第です。主催者の一人として、一言メッセージをお届けさせていただきます。
本日お集まりの皆様におかれましては、拉致被害者救出のため、日頃より弛(ゆる)みない活動をいただいておりますことに、心から敬意と感謝を申し上げます。
普通に暮らしていた家族が、友人が、知人が、同じ国に住んでいる同胞が、無法にも拉致されたままになっている。国家として、どんな手段を使ってでも無事に取り戻すこと以上に優先すべきことなどほかにありません。
一昨年7月、北朝鮮が特別調査委員会による調査を開始してからも拉致問題は何ら進展していません。私たちは、「拉致被害者を即刻返せ」と怒りの声をぶつけてきましたが、それに対する北朝鮮の応(こた)えは、核実験と弾道ミサイルの発射であり断じて許せません。
安倍内閣は、拉致議連の要請を踏まえ、世界で最も厳しい制裁措置を実施しました。拉致議連としても、これを強く支持します。そして、これまでにない強力な内容の制裁決議が国連安保理で採択されました。今こそ、国際社会とスクラムを組んで、北朝鮮に対する圧力を最大限にまで高め、拉致問題を解決するほか途(みち)はない、と金正恩に思い知らせるときです。
全ての拉致被害者を家族のもとへ、一刻も早く取り戻すべく、私たちは皆様と心をひとつにして戦い抜いて参ることをお誓い申し上げます。
平成28年4月9日(拍手)。
西岡 続きまして、内閣総理大臣、安倍晋三先生が来てくださいました。安倍先生お願いいたします(拍手)。