制裁と国際連携で全員救出実現を!?国民大集会報告
◆私たちが提案した中味以上の制裁が閣議決定された
古屋圭司(自民党拉致問題対策本部長、元拉致問題担当大臣、拉致議連会長代行、衆議院議員) 今年も拉致の大会で挨拶をしなくてはならない。本当に悔しい思い、申し訳ない思いでいっぱいです。おそらく、先ほど挨拶した安倍総理、加藤担当大臣も同じ心境だと思います。
なんとしても拉致問題を解決する。政府としての並々ならぬ決意については総理や大臣からお話がありました。私は、自由民主党の拉致問題本部長として、どんな取り組みをしているのかについての報告をさせていただきたいと思います。
それはやはり国際社会との連携の強化、もう一つは北朝鮮に対して厳しい制裁を実施すること。それを政府に実行させるために背中を押すことです。
まず、厳しい制裁ですが、昨年6月に自民党拉致問題対策本部として、13項目に及ぶ制裁案をまとめました。そして総理にそれを手渡しました。総理は、これを拉致問題解決のツールとして、しっかりポケットに入れていました。
年が明けて、北朝鮮のあの許しがたい蛮行。これに対して、私たちが提案した中味以上の制裁を閣議決定し、実行しています。これは効果があることは、私は間違いないと思います。