今ここまで言える日本人拉致の全体像ー東京連続集会91全報告
◆巨岩も目印に
恵谷 治(ジャーナリスト、救う会拉致の全貌プロジェクト委員)
これは北海道の瀬棚郡にある巨大な岩です。こういう目立つものが目印です。これは北海道余市郡のろうそく岩です。その左に三本杉岩があります。ろうそく岩は歩いていけます。これは青森県龍飛崎の屏風岩です。この割れ目が一番の特徴で、陸から見るとこれに似た岩が3つくらいあります。しかし沖から見ると、この割れ目が目印になっています。
これは佐渡の櫓掛(ろかけ)岩です。西岡さんと行ったのですが、現状はここが崩れたものですから、道が使用不能です。これは佐渡の蓬来島です。ここに穴があり、接線には絶好の場所です。実際に事件が何度も起きています。これも佐渡で龍金(りゅうごん)岩で目立ちます。
こんな岩場は潜入・脱出には使わないのではないか、白砂青松の方が楽だと思っていたのですが、今は逆で、これは見事な接線箇所だと思うようになりました。
ここは新潟県親不知で、鬼ケリ岩と投岩があり、沖から目立つところです。韓光煕のリストにありますが、彼は鬼が鼻という岬を挙げていますが、そこは接戦も上陸もできないところで、この当たりではないかと思います。これは京都府宮津市日置海岸の妙見岩で目立ちます。この林の下が絶好の岩浜です。身を隠せるし、なかなかしゃれたところを探しているなと思いました。
ここは兵庫県香住海岸の磯の松島で、こういう島がたくさんあります。こういうところは最初の頃は、ないんじゃないかと思いましたが、今は間違いなく接線現場だと思います。実際事件も起きていますし、観光名所でもあります。
ここは山口県の鼻繰岩で、ここもよくぞ探したなと思います。海からは行けますが、陸から行くとなると難しい。海から確認したんだろうなと思います。なかなか見つけられないところで、ここが接線現場なら、本当にこの中にいればいいし、どこにでも移動できます。
ここは鹿児島県佐多岬の灯台です。私も上り降りしたんですが、絶壁です。工作員ならともかく釣り客には危ないところです。つまり工作員にはいいところです。ここは石川県志賀町の前浜で、義経の船隠しと呼ばれています。ここはルートポイントではありませんが使える所です。もう一つの前浜がルートポイントですが、ついでに紹介しました。
ここが秋田県の風吹岩で、風引岩ではどこにも資料がなく、救う会秋田の方と風吹岩と確認しました。窪地があり、接線で待っている時に風よけになります。総連の工作員の誰かが間違えて風引岩としたのだろうと思います。
西岡 ありがとうございました。今日は訪米して帰って来た島田副会長がいますので、報告をお願いします。