最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会 全報告
◆最初の認定拉致から既に39年
西岡力(救う会会長) 先ほど私は14年前の今日という日にちで申し上げました。実は39年前のあさって、日本政府が認定している拉致被害者、久米裕さんが一番最初に拉致された日です。39年、我々は救うことができないでいます。最近、蓮池薫さんが色々な所でこう言っています。「被害者は物質的にはそれなりに恵まれている。しかし精神的な安定が心配だ」と。
14年前、5人の被害者が帰ってきました。それ以外の人たちは、「死んだ」とか、「拉致していない」と言われました。2年前に調査が始まったことを北朝鮮のニュースでもやりました。知っているはずです。それなのに何も来ていない。
「今回の調査から始まった動きの中で、被害者が帰れなかったら、向こうにいる人たちは精神の安定が保てなくなるだろう」と、向こうで抑留された経験者が話しています。
我々はそういう場所に39年間も被害者を置き去りにしてきてしまった。それが39年前以降のことです。
今日こういう中で少し嬉しいニュースです。平沼赳夫先生が、少し休んでおられましたが、「拉致問題は絶対に解決する」という意思で復帰してくださって、主催者拉致議連を代表して挨拶をしてくださいます。平沼先生お願いいたします(拍手)。