最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会 全報告
◆地域で世論を盛り上げる
上田清司(北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会会長、埼玉県知事)
改めて皆さん、こんにちは。本日は、家族会、救う会、拉致議連、そして地方議会全国協議会共々、共催という立場でご挨拶をする機会をいただいています。
とにかく長い月日が経って、先ほども山谷先生と少しお話をさせていただきましたが、階段をいくつか登っていくと、被害者を救出できる。その何段目にいまいるということが分かれば、勢いをつけたり、あるいはまたそれぞれ励まし合って力をよりつけることができるんですが、階段の何段目に私たちがいるのかよく分からない。そういう状況が続いている。そう思わざるをえない。
こういう時に文字通り、安倍総理、加藤大臣を初め、政府の皆様たちが一丸となって、見えないところでご努力をされていること、そしてそれぞれ情報を持った方々からこの集会を通じて、私たちは一部を汲み取ることができることで、あるいは階段のどの部分にいるのか、そこは見えなくても、少なくとも私たちは一致協力して政府を支えたり、家族会を支えたりしなければならない。
このことを少なくとも感じる集会にしていかなければならないのではないかということを、私は確認したいと思っています。道のりが遠いのか近いのかそれすらも分かりませんが、しかし少なくとも家族の皆様方や被害者の皆様たちがよりお歳を召されてきていることだけは事実です。
是非加藤大臣を中心に、私たちは安倍総理を信じ、日本を信じて、被害者の救出のために地域、地域で頑張ろうと思っております。埼玉でも、飯塚代表を初め関係の皆様もおられます。
今年の1月には、川口市と国が協力して、拉致問題の劇公演をやりました。また今月3日には、埼玉県全体の被害者を救出する集会で600人近い人たちが集まって、一生懸命世論を盛り上げていこうという決意を新たにしました。
私たちは、政府を支え、家族を支え、地域でしっかり大きな声を上げて頑張っていきますので、どうぞ宜しくお願いいたします。ありがとうございました(拍手)。
西岡 ありがとうございました。本日は副知事の方も来てくださっています。ご紹介させていただきます。
東京都の中西充副知事(拍手)、神奈川県の中島正信副知事(拍手)、京都府の山下晃正副知事(拍手)。それ以外に会場に各都道府県から来てくださっている方がたくさんおられると思います。お立ち下さい(拍手)。ありがとうございます。
もう一つの主催団体である拉致問題地方議会全国協議会は41都道府県の議会の先生方が加盟しておられます。今日はその内、30の都道府県から約100名が参加してくださっています。
それでは松田良昭会長お願いいたします。