救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会 全報告



◆お月様に何度も何度も、帰れるようにお願いをした

曽我ひとみ(拉致被害者、曽我ミヨシさん長女)
 皆さんこんにちは。今日は連休ということで、ご家族でゆっくり過ごしたい時と思いますが、こんなにたくさん、拉致問題を解決するためにお集まりいただき、心より感謝しています。ありがとうございます。
 4月の国民大集会にもご参加させていただき、この9月の大集会にも参加させていただきました。4月の時より9月の集会には、家族の方が体調を崩され、参加できない方が一人、二人と出ていることは、本当に心が痛みます。
 とにかく時間がありません。いつも、いつも同じことを訴えていますが、本当に時間がないのです。皆様方、もし自分のご家族が北朝鮮に拉致されたらどうでしょうか。こんなに長い間、私の場合には(拉致されてから)38年になります。
 38年と一言で言ってしまえば、「ああ38年なのか」と思うかもしれませんが、この38年間の中には、本当に言えないことがたくさんあって、色々な苦しみがあって、悲しみがありました。「ありました」ではなく、まだ私の母と会うことができていないので、これはまだ続いています。
 一昨日は皆様ご存じだと思いますが、十五夜でした。私も北朝鮮にいる時に、お月さんを何度も眺めて、「日本でも同じ月が見えているんだな。このお月さんに何かをお願いすれば私も日本に帰れるかな」と、お月さんに何度も何度もお願いをしたことを思い出します。
 私は14年前に日本に帰国することができました。帰ってきても私の母はいませんでした。私は日本に帰ってきて、北朝鮮に向かって、「どうかどうか母を一日も早く返してください」とお月様にお願いしています。 北朝鮮でも日本でも、お願いすることは同じです。
 どうかどうか、皆が一日も早く日本に帰ってきて、大切な、大切なご家族と一日も早く会える日が来ることを、私も心から願っています。そのためには、日本政府初め、国民の皆様方の、温かいお気持ちでのご支援の中で、どうかこの問題を一日も早く解結できるように、お力をこれまで以上にお借りしたいと思います。どうか皆様、宜しくお願いいたします(拍手)。

  
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