最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会 全報告
◆「自分は拉致ではない」と言わされたら帰れない従兄弟の寺越武志
寺越昭男(寺越昭二さん長男)
こんにちは。今日お昼に安倍総理との懇談の席がありました。私たちは2002年に、寺越事件の真相究明と拉致認定と、父昭二の遺骨の返還を求めてから14年経ちましたが、久しぶりにまた3点の解決のお願いをしました。
北朝鮮は今また、「拉致問題は解決済み」と言っています。それをくつがえすには、寺越事件も一つの材料になるのではないかと思っています。寺越事件が拉致だと認定されれば、北朝鮮にいる従兄弟の寺越武志が拉致被害者になるわけで、拉致問題は解決したことにはなりません。
父の遺骨も当然返してもらわなければ、拉致問題が解決したことにはなりません。もう一つ、真相究明ですが、やはり真相究明については武志が一番知っているわけで、どうしても北朝鮮で死なせたくはないと思っています。
政府の認定というのは、もし仮に拉致被害者が全部帰ってきたことになったとして、従兄弟の武志が「自分は拉致ではない」と言った時に帰れないことになりますね。日本政府が拉致認定をしていてくれれば、被害者として帰ることになると思うので、そういうこともリンクしていると考えています。
今後とも宜しくお願いいたします(拍手)。