国際セミナー「激動する南北情勢の中で拉致問題を考える」全報告
◆「あなたが頑張らなければ誰が頑張るんですか」と応援して取戻そう
横田早紀江(横田めぐみさん母)
みなさんこんにちは。今日のお話をお聞きして、金正恩に安倍総理が国家の代表として立っていただいて、人として、はっきりとした言葉で、あなたたちはどう思っているのか、しっかりとしたことを言っていただきたいと思っていました。
しかし、今日のお話で金正恩に会うとピエロになってしまうというようなお話を聞いて愕然としてしまったんですが、ピエロになってもいいじゃないかと思うんです。何を言われようと国民みんなが応援して、頑張れと言って、それだけの力を発揮した方がいいと思うんです。何も動かないまま、何年も待っているわけにはいかないんです。私たちもみんな歳をとりました。
全員を助け出すという信念のもとに、魂の叫びをそこに向けて、「頑張れ」と。「あなたが頑張らなければ誰が頑張るんですか」というくらいの力で応援して、それを世界中が見ているような形にしていただきたいと思います。
めぐみちゃんは死んでいません。多くの拉致被害者はみんないいように向こうで使われています。こんなことを許しておくわけにはいきません。必ずみんなが元気なうちに、力を出して取り返していただきたいと思っています。今日はありがとうございました(拍手)。