拉致発覚から20年?我々はどこまで来たのかー東京連続集会93全報告
◆今年は大変動があると思う
本間勝(田口八重子さん兄)
皆さん、こんばんは。今日は長谷川さんのご講話をいただきましたが、これからの仕事として、日本の中の闇を暴くというテーマでやっていただけるということでした。闇と言うのは日本の中を牛耳っている朝鮮総連。この実態を暴いて、これが政治家にどうつながって、企業につながっていくか。これが拉致事件に影響しているわけです。これらを暴いてほしいと思います。
外務省に戦略がない。大臣が変わる。私たちは内閣府に陳情に行っても、「外務省の戦略はずっと引きつがれていますよ。拉致の問題は分かっています。やってますよ」というだけの話で、担当者が代われば拉致の話というのは、本当にこの人は勉強しているのかなあ、とまた一から聞いてくるような話。そのような実態がありますので、まず外務省そのものに日本を任せていけるのかと。
前に外務省に川口という女性の大臣がいましたよね。その人は、私たちが陳情に行くと、「北朝鮮をあまり刺激しない方がいいですよ。何するか分かりませんよ」というのが前提にあって、私たちにものを言わせなかったんです。
そして外務省を取り巻く外郭団体ですが、当時行った時のことですが、東京都の食糧備蓄をしているところがありますね。そういうものをそっくり北朝鮮に無償で渡していたんです。私はそれを川口大臣に言いました。「政府が食糧支援を止めているのに、なぜ外務省の外郭団体が食糧支援で、東京都の備蓄食糧をそっくり渡しちゃうんですか」。そんなことをやっているんです。
今年は、トランプというなんだか分からないような人が出てきました。そのことによって、どう世界が変わるか分かりません。私は、拉致問題を解決するには金正恩をたたかなければいけないと思っています。韓国と手を組んでやればいいんです。
まずのりこんでいってクビを取る。政権の要人も確保する。そうしないとこの問題は解決できないと思いますし、中国も北朝鮮にはへきえきしています。北朝鮮の悪が当然中国にも回ってくる。中国には朝鮮民族がいっぱいいますから。北朝鮮と接しているところは。中国もそういうことは分かっていると思います。
今年は大変動があると思います。その中で私たちが必死になってやっている署名運動で、国民の皆様の怒りを政府に訴えることしかできませんが、そういうことを一生懸命やっていきたいと思います。ご支援のほど宜しくお願いいたします(拍手)。
以上