救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

緊迫する朝鮮半島情勢下での救出戦略ー東京連続集会95全報告



◆中国の脅し(国境封鎖)で核実験延期か

西岡 力(救う会会長)
 中朝関係についてもう一つ情報があります。これも後で惠谷さんの意見を聞きたいと思います。日本のあるメディアが報道しましたが、4月20日に金正恩政権は中国共産党に対して、「近く核実験をする」と通報した。20日から25日の間にやるということだった。
 それに対して中国共産党側から、「国境封鎖をしますよ」、「アメリカが軍事攻撃をしても味方になりませんよ」という通報があった。それで延期になった。ちょうどその頃、核実験場でバレーボールをしている姿が衛星で写され、トランプ大統領は、「習近平はよくやっている」と言った。
 4月20日に通報したという情報は「情報」です。バレーボールのことや「習近平はよくやっている」と言ったことは「事実」です。もう一つそれを補強する材料として、5月の初めに中国のある都市で、北朝鮮の貿易関係者等が集められて政治講演会が開かれた。そこで、「中国に対する幻想はもう捨てろ」、「破局が来ることを覚悟して対策を立てろ」という内容の講演がなされた。
 今の流れで言うと、「破局」というのは、中国が国境封鎖をするかもしれないということまで想定しているのではないか。中朝関係はかなり悪い。但し、中国共産党が本当にアメリカと足並みを揃え、国際社会と足並みを揃えて北朝鮮の核・ミサイル開発をやめさせようとしているかどうかについては、クエスチョンマークが付きます。


  
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