救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

緊迫する朝鮮半島情勢下での救出戦略ー東京連続集会95全報告



◆第1次核危機の教訓

惠谷 第1次核危機のことで一つ。94年にクリントン大統領が、「寧辺の原子炉を空爆するしかない」と言ったことですが、彼は徴兵を拒否したような男です。しかしこれは軍事的に解決するしかないと決断した。統合参謀本部議長からどういう状況になるかをレクチャーされていた。
 その後94年にカーター元大統領が平壌に行きました。金日成と会って、アメリカの攻撃があるかもしれないし、西岡さんが言ったように寧辺の原子炉を停止するということで金日成がソウルに行って南北頂上会談をやることになっていました。従って爆撃はなしということに。そうすることによって金泳三は、「戦争を止めたんだ。被害も出なかった」と言っていますが、アメリカの統合参謀本部は50万の死傷者が出るという見積もりをしていました。
 当時は寧辺の原子炉を空爆するといっても、誘導技術が稚拙で1発、2発では爆撃はできませんでした。だから大変だったのですが、それをもしやっていれば、翌年から始まる北朝鮮の飢饉で300万人が餓死しましたので、50万の死傷者が出ることを躊躇して、躊躇したかどうかですが、それをもって戦争をストップさせたと言いましたが、その後300万人の餓死者が出ました。
 核・ミサイル開発も、そこでストップさせることができたんです。話が飛びますが、今、核・ミサイル開発が完成しつつある時に止めなければ、あの時2017年に、トランプ大統領時代に北をつぶしてないからニューヨークは核爆発の被害を受けたというようなことになります。
 こんな可能性が大変高くなります。歴史を見るという時に、この1994年の状況を本当によしとするか、あれは間違った選択だったのかということです。


  
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