救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

緊迫する朝鮮半島情勢下での救出戦略ー東京連続集会95全報告



◆米保守派は北朝鮮の政変を期待

西岡 トランプ政権が北朝鮮の核開発を事実上容認してしまうという悪夢の選択もゼロではないですが、それはアメリカが危険にさらされるということですから、軍事的な手段を使うか、その前の手段として北朝鮮の中で政変を起こす工作をやる。
 「ウォールストリートジャーナル」やボルトンさんのような保守派の人たちは、北朝鮮の核開発をやめさせるのはレジーム・チェンジ、政権を倒すしかない、と。政権を倒すのを中国がやってくれるなら、その後の政権は親中政権でもいい。そこに中国軍が駐屯してもいいという議論さえしています。
 それは島田さんに言わせると、親中政権を作った後、またそこで民主化運動を起こさせればいいんだという二段階の自由統一論です。しかし、中国がアメリカに届く核・ミサイル開発をやめさせるというなら、朝鮮半島全体を中国に渡してもいいという取引を、トランプ政権がやるかもしれない。
 そうなったら我々にとってチャンスはなくなる。日本に届く核・ミサイルが維持されたまま、被害者は帰って来ないで、日本の安全保障は大変おかしくなるおいうことも含めて、文在寅政権が本格的に活動を始めるまでの、この1、2年の間に一定の決着がつくのではないか。
 我々としては、こういう本当に激しい嵐の中で、日本にとっては拉致問題がある、絶対に譲歩できない、命がかかっている問題だから政府は自国民を守る責任がある、だからこそ強い制裁をかけてきた部分は使うんだということを、国際社会に対しても、北朝鮮に対しても、今こそ強く言わなければ、この大嵐の中で拉致問題が、被害者救出の旗が飛ばされてしまうのではないか。
 そういう危機感を持っていますが、細い道ながらまだ解決の道はある、この道しかない、そんなふうに思っています。


  
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