今年中に全拉致被害者の救出を!国民大集会全報告
◆我々応援団として大きな声を出していく
上田清司(北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会会長、埼玉県知事)
皆様ご苦労様です。こうして大集会に出席し、旧知の国会議員の皆さんや多くの仲間の皆さんとお目にかかっても笑顔が出せない。そういうもどかしさをここ数年、何回も感じています。
40年、20年、15年という月日が流れました。私たち埼玉県でも、集会をやり、写真展をやり、映画の会をやり、署名活動をやり、一生懸命バックアップ活動をやっていますが、忸怩たる思いを持って今日の集会に臨んだ方ばかりだと察します。
家族会の皆さんとともに、救う会の皆さんとともに、一生懸命やっていますが、答えがなかなか出てこない。こういう思いをいつもしています。
知事の会でも4月14日に、加藤大臣、新潟の米山知事を初め、鳥取の知事、また関係の皆さんと解決のための5項目を要望させていただきました。改造があり、厚生労働大臣という、多分閣僚の中でも最も守備範囲の広い省庁を預かる責任者でありながら、拉致担当大臣も兼任されている。このことも大変重要であり、ありがたいことだと思っています。
安倍内閣が始まって、官房副長官、1億担当大臣、そして今回も厚労大臣として拉致担当大臣を兼任され、まちがいがなく、最も信頼できる方に拉致問題を担当させているという思いを、私はやはり安倍総理、まだ答えは出してないけれども、思いを強くもっておられると思います。
私たちには外交のチャンネルもなければ、国際機関とのネットワークも持っていません。政府が最大に持っています。また国会の皆様が議連を通じたりして色々なところにネットを持っておられます。
我々はしっかり、応援団として大きな声を出していきますので、どうぞ安倍総理、加藤大臣、そして国会の皆様宜しくお願いいたします(拍手)。
櫻井 上田さんありがとうございました。次に知事の会の会長代行で、新潟県知事の米山隆一さんお願いします(拍手)。