家族会・救う会・拉致議連 訪米報告-東京連続集会98
◆情報やサイバーテロから国を守るために情報機関設置を
山谷えり子(自民党拉致問題対策本部長、元拉致問題担当大臣)
私は拉致問題担当大臣として、また国家公安委員長として、やはり情報とかサイバーテロから国を守ることが非常に重要だなと思いますので、きっちりした情報機関というものを作っていくことが大事だと思います。
アメリカでも最近、国防総省の中にサーバー部というのを整え直しています。ですから、情報機関を作ること、自衛隊の位置づけをしっかりすること、もちろん憲法改正をするのが一番いいのですが、そういうことを思いながら今歩いているところです。
ただ、特定秘密保護法ができてから、格段に高い情報が各国から来るようになりました。そして平和安全法制が成立してから、あの時私は国家公安委員長でしたので、中谷元防衛大臣と岸田外務大臣と3人が国会に呼ばれて、答弁をする機会が度々ありました。
野党からの質問は、本当に国家主権ということを何と考えているのかというような、おかしな質問でした。でも法律は国会で成立させなければなりませんので、そのためには国民の声が大きくなっていくことが大事ですので、主権国家としての形を整えましょうよと、拉致被害者を救出できるように国家の形で足りないところは直していきましょうよという声を大きくしながら訴えました。
今、危機的な状況にありますので、現実的に、できる範囲のことを力いっぱい広げる努力を、自民党拉致対策本部長としてお預かりしていますので、しっかりやっていきたいと思います(拍手)。