救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

トランプ大統領面会報告と緊迫する北朝鮮情勢-東京連続集会99



◆アメリカ全土を攻撃する「火星13」はまだできていない


西岡 力(救う会会長)
 「火星14」の通常軌道での実験が絶対必要です。「火星14」はロフテッド軌道で2回実験をして成功していますから、技術的にはいつでも実験できるはずなのです。それを今やっていないということです。
 それからアメリカを本当に攻撃するのだったら、ニューヨークやワシントンまで届くものがほしいんです。「火星14」は西海岸までです。実は「火星13」も開発しています。「火星13」は前から開発していたんですが、まだ実験する段階に至っていなくて、「火星14」を先に実験した。
 色々な説があるんですが、有力な説は、「火星13」は固体燃料を使うというものです。北朝鮮のミサイルの主流は液体燃料です。液体燃料は不安定ですから入れっぱなしにはできない。撃つ前に入れなければならない。入れる手間がかかるから、「撃て」と言ってもすぐには撃てない。しかし、固体燃料は入れっぱなしでいい。すぐ撃てる。その点で脅威が高まるわけです。
 でもまだそれができていないのではないか。「火星13」が軍事パレードに出てきたりはしたんですが、それも完成させ、ロフテッド軌道で撃ち、通常軌道で撃つことが必要です。


  
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