救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

トランプ大統領面会報告と緊迫する北朝鮮情勢-東京連続集会99



◆まだ複数回のミサイル実験が必要


西岡 力(救う会会長)
 それから、北朝鮮は潜水艦発射弾道ミサイルを持とうとしている。SLBMです。最近のニュースで、今新浦で大型のミサイルが積める新しい潜水艦を作っているという映像が流れました。
 潜水艦発射弾道ミサイルは、「北極星3号」です。これを持ちたい。絵は公開されています。開発しているのは間違いない。しかし、一度も実験していません。
 そこでミサイルではまず、「火星14」の通常軌道での実験をする必要があり、これで米西海岸が射程に入る。東海岸も射程に入れるためには、「火星13」。あるいは潜水艦の「北極星3号」なら、近くまで行って撃てるので距離がかせげる。これも実験が必要です。
 ロフテッド軌道で撃ってから通常軌道で撃つ実験が必要ですので、複数回の発射実験を成功させる必要がある。特に固体燃料での長距離の弾道ミサイルを持てるかどうか。「火星13」がまだ完成していないということは、彼らは固体燃料の技術をそれほど完全にマスターしているわけではないように見える。しかし、(チキンレースをしている)米朝はどんどん近づいてきている。
 しかし、9月15日に「火星12」を撃った後、ミサイル発射も核実験も止まっています。本来なら「火星14」は撃てるはずです。「火星13」はまだ実験するほどの技術に至っていないかもしれない。あるいは水爆の小型化はまだできていないかもしれない。今やらない理由は、技術がまだ追いついておらず、完成していないとも考えられるわけです。
 開発する立場からすると「火星14」は撃てるはずですが、政治的に抑えているというのが今の状況です。


  
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