救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

国際セミナー「緊迫する北朝鮮情勢のもとで拉致被害者救出を考える」全報告



◆拉致問題を置き去りにして核・ミサイル問題を話し合ってはならない

長妻昭(立憲民主党代表代行、衆議院議員)
 皆様、こんにちは。我が党は枝野代表が拉致対策本部長で、今日は私が代理として参加させていただきました。まずもって、増元信子さん、そしてジェンキンスさんのご冥福を心よりお祈りいたします。
 先ほどコンサートの話がありましたが、私が印象深いのは、2007年でしたでしょうか、私の好きなグループである「ピーター・ポール&マリー」の元ボーカルの方が、「SONG FOR MEGUMI」という感動的な歌を、首相官邸で披露されたことを覚えています。
 それからもう10年経ちました。そして家族会が結成されて20年経ったということで、私も政治家の一員として、拉致被害者のみなさんを救出できていない現実に責任を感じています。
 私も今年、北朝鮮問題を論議するために、アメリカ、中国、韓国に行きました。その中で最近、ティラーソン国務長官が、「北朝鮮と無条件で対話する」というような話も出ていますし、またそれを否定するような談話も政府から出ています。
 相当迷走しているのではないか。今回拉致問題を置き去りにして核・ミサイル問題を話し合うということは、決してあってはならないことです。切り離さないで、各国がきちっと話し合うのであれば、北朝鮮と話し合うことに釘をささなければならいということを総理にも申し上げたいところですし、議員外交の中でもそういうことを言いたいと思います。
 北朝鮮と国交がある国は世界で166か国もある。アジアでは日本と韓国以外、全部北朝鮮と国交があるということで、さらに外交的努力をして、北朝鮮に対する締め付けの強化をして、皆さんの帰国を一刻も早く実現するということで、我々議員も、議員外交を含めて、これからも全力で取り組んでいきたいと思っています。
 これほど理不尽なことが起こっている。それが放置されている。日本が本当に力を持って解決をするということが、なかなか今できていない現状において、本当に忸怩たる思いです。
 我々も全力で取り組んでいきますので、皆様方の力を国際社会で結集して、なんとかこの問題を解決していきたいと思っています。最後になりましたが、皆様方のご健康そしてご活躍を祈念して、私の挨拶とさせていただきます。本日はありがとうございました(拍手)。


  
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