救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

チャンス到来、金正恩に拉致被害者帰国を迫れ!緊急集会



◆アメリカにはテロ支援国家再指定を要求していきたい

山谷えり子(自民党拉致問題対策本部長、元拉致問題担当大臣)
 皆様、こんばんは。長い間、拉致問題解決の扉が開きませんでした。でも今、北朝鮮を巡って大きく事態が動いています。中朝の首脳会談、そして今日は南北閣僚会議で南北首脳会談の日時が決まりました。安倍総理が4月に訪米され、日米首脳会談を開く。そして予断を許しませんが米朝首脳会談がいつになるのか。
 こういう状況というのはこれまでなかったわけです。この機会をなんとしても捉まえて、結果を出していく。これからが正念場だと思っています。
 ここまでの動きを作ったのは、古屋先生がおっしゃられたように、北朝鮮とはこういう国だということを、安倍総理がトランプ大統領に分かるように説明されたこと、そして国際社会、国連に訴えてこられ、大きな流れを作ってきました。
 しかし、核・ミサイル問題については25年間私たちはだまされてきたんです。これからまただまされるというわけにはいきません。核開発が進んで小型化し、ミサイルも長距離化する技術を獲得したのではないかという今の時期に、まただまされることがあってはなりません。
 そこをしっかり、総理からトランプ大統領におっしゃっていただく、国際社会とも問題を共有化していく動きを作って、さらに北朝鮮を追い詰めていかなければならないと思っています。
 4月末から、家族会、救う会、拉致議連の訪米も考えています。総理の日米首脳会談を受けて、さらに圧力を強化して、正しい結果を出させるために是非私たちが動いていきたいと思います。
 国務長官がポンペオさんという元CIAの長官になり、かなり北朝鮮に対して強硬派だと言われている方に、議会承認はまだですが交代するだろう。そして国家安全保障会議の大統領補佐官はボルトン元国連大使で、やはり北朝鮮に対して厳しい見方をする方がつくということです。北朝鮮に対して厳しい軌道修正をする可能性があります。
 しかし、暴発はいけませんから、どのように正しい判断を北朝鮮にさせていくかです。こういうところで、むしろ日本がリーダーシップを取って、アメリカや国際社会、国連と連携していくことです。中国が後ろで抜け道を作ることは絶対に許さないという状況を、これからの厳しい戦いの中で作っていかなければなりません。
 アメリカにはテロ支援国家再指定を要求していきたいと思います。またさらなる制裁の強化を要求したいと思いますし、また古屋先生が本当に尽力されたデイビッド・スネドンさんというアメリカ人の拉致に関する調査に関し、今下院では決議が通っていますが、上院では委員会で通って本会議待ちなので、働きかけをしたいと思います。
 そういうことをこれからも続け、早急に結果を出すようやっていきたいと思います。


  
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