チャンス到来、金正恩に拉致被害者帰国を迫れ!緊急集会
◆国会で拉致問題につき決議を
松原 仁(希望の党拉致問題本部長、元拉致問題担当大臣)
私は、そのような状況に彼らを追い込むことが必要であると思っています。今古屋さんや山谷さんから縷々お話がありました。トランプさんが国連の会議において日本の拉致被害者に言及をした。そして11月に拉致被害者の家族と会われた。これは彼自身が、この問題を明確に国際社会に対し、私は日本人の拉致問題を扱いますということを公言したのと同じです。
私はこれを聞いて、政府与党の行動を高く評価しました。それより、これからが正念場です。それをどのようにやっていくのか、極めて重要だと思います。私は今、衆議院の拉致問題の委員会で、野党の筆頭理事は立憲民主党ですから、第2野党の立場です。
しかし私は、筆頭理事にも話をしました。また江藤さんという方が委員長ですから江藤さんにも話をした。「今やらなかったらいつやるんだ」、「今やるべきだ」と。今日は加藤大臣が来られていますが、今朝9時から所信を聞いて、4月2日に3時間もですよ、さすがに超党派だと我々も認識して、普通拉致の委員会は1時間半なのを3時間やった。
これは何を意味するか。この3時間の議論は、アメリカに対しても、中国に対しても、また北朝鮮に対してもメッセージです。
議運委員長の古屋先生も拉致問題にずっと取り組んでおられる。国会で、この問題に対する何らかの決議をしようと古屋さんはきっと内心思っていると思います。お立ち場があり、なかなか胸に秘めていることをおっしゃいませんので、私が代わって、先走って言っているわけですが、こういうことをやる。
そして今日のような会合をやる。そして日本国民がこの問題を忘れていないことを、国際社会に、北朝鮮に、アメリカにアピールをしていかなければいけないと思っています。
問題はこれからの課題です。まずトランプさんには何としても米朝で言ってもらわなければならない。本当は韓国の大統領にも言ってもらわなければいかんのです。