チャンス到来、金正恩に拉致被害者帰国を迫れ!緊急集会
◆金正恩の意向を聞き、「すぐシンゾーに電話しろ」と
西岡 つまり、北朝鮮に対して疑惑の施設を全部見せろとと、そして北朝鮮の核・ミサイル、関連物資をすぐにアメリカのテネシー州に持ちだせということを求めろというのがボルトン補佐官の考えですね。
もう一つ聞きたいのは、最初に拉致のことを聞いた時の反応はどうでしたか。
島田 これは拓也さんや哲也さんと全く同じですね。まさにめぐみさんの写真を見せながら、ボルトン氏に「13歳で拉致されたんだ」という話をすると、彼は顔を真っ赤にして、状態をゆすりながら「許さない」と言っていました。
頭のいい人ですけれど、熱血漢でもあると言えると思います。
西岡 「13歳の少女を初めとする日本人が拉致されていることを許さない」と言った人が今ホワイトハウスの高官になった。これも我々にとってポケットに入っている武器です。
これらを利用して、このチャンスをどう活かすのかということですが、安倍総理は多分4月17日、18日頃に訪米されると報道されています。これはトランプ大統領が韓国の特使を迎えて、伝達ですが金正恩が「核廃棄をしてもいい」と言っている、「トランプ大統領に会いたい」と言っているというから、これなら会ってもいいということを言った。
そしてすぐ、「シンゾーに電話しろ」と言って電話がつながって、韓国の特使がホワイトハウスで会見をしているのと同じ時間に、日米電話会談が行われ、そこで総理が「私がワシントンに行く。話をしましょう」と言って決まったのがこの日米首脳会談です。
その日米首脳会談に行く総理に、我々の願い、家族の願いを伝えようと思って企画したのが今日の緊急集会です。ですから今日の決議を総理に持っていきたいとお願いしていたら、今国会でお忙しい中ですが、先ほど加藤大臣がお話してくださいましたように、時間を取ってくださるということになっています。その決議も踏まえた上で総理にアメリカに行っていただくということです。
そして我々は4月22日に、総理が帰って来た後、総理に出席を求めている国民大集会を開催します。さらに、ここにいる4人と拉致議連の先生方で4月30日から5月6日まで、もう一度訪米しようと思っています。そこで5月の末までに行われるトランプ・金正恩会談の中で、核問題だけではなく、国際社会の要求はすべての大量破壊兵器を検証可能な形で放棄することと、拉致被害者を全員一括して返すことをトランプ大統領の口からも言ってもらい、最高指導者の決断を促したいということです。
明日総理大臣に会って訴える。そしてアメリカにまた訴えようとしている中で、このチャンスの中で総理が何をアメリカに訴えようと思っていらっしゃるかについて、横田拓也さんからお願いします。