政府に今年中の全被害者救出を再度求める国民大集会報告
◆今日は政府の指導力、固い意志を確認する場
櫻井よしこ(総合司会、ジャーナリスト)
皆様、こんにちは(おー!)。ただいまより、「政府に今年中の全被害者救出を再度求める国民大集会」を開催いたします。どうぞ宜しくお願いいたします(拍手)。
私たちは昨年9月、台風が吹き荒れる中でこの国民大集会を開きました。当時は核・ミサイル問題が大変深刻な状況の中でした。私たちが心配したのは、拉致救出の旗が、この嵐の中で吹き飛ばされるのではないかということでした。
台風にもかかわらず千人もの皆様方がこの会に集ってくださり、そんなことは許さないという国民の意気込みを示しました。
半年経って今、核・ミサイル廃棄の可能性とともに、ようやく取り戻すことができる可能性が出てきました。これはひとえに、安倍晋三総理大臣の強いリーダーシップのおかげです(拍手)。
安倍政権による外交努力と共に、この集会、実は平成13年から私たちは拉致被害者を救出しようという国民運動をしてきましたが、17年間、どんな時にも繰り返し、国内に向けて、海外に向けて強い気持ちを表明してきた。
拉致問題を解決させなければならないという国民の皆様方の支援のお蔭だと思います。本当にありがとうございます。
そして今、私たちがめざすべきことは、拉致被害者を取り戻すこと。その拉致被害者というのは北朝鮮政府が、「もう死亡した」と言ってしまった人々を含め、「入国が未確認」という人々も含めて、拉致被害者全員を日本国に取り戻すことです。
私たちはその日が来るまで、その時が来るまで、拉致問題追及への思い、解決への思いを緩めることなく、減じさせることなく、心一つにして一緒に進んでいきたいと思います。
今日はその国民の意志、政府の指導力、政府の固い意志を確認する場です。どうぞ宜しくお願いいたします(拍手)。
ではまず、主催者を代表して家族会代表の飯塚繁雄さんに挨拶をお願いします(拍手)。