政府に今年中の全被害者救出を再度求める国民大集会報告
◆このチャンスを逃がしたら政府はどう対応するのか
寺越昭男(寺越昭二さん長男)
皆さんこんにちは。先ほどの総理との面会でもお話したんですが、2002年に寺越事件の真相究明と父親の遺骨の返還と拉致認定を求めて政府にお願いし、今年で16年目に入ります。
今のチャンスがうまくいけば、日朝協議につながっていくと思いますが、その場において是非とも事件の真相究明と父親の遺骨の返還、拉致認定は後からついてくると思いますので総理には敢えて拉致認定は言わなかったのですが、それらを交渉のテーブルに乗せてほしいと総理にお願いしました。
もう一つ。前回の三田会館での緊急集会でお話させてもらいましたが、今回のチャンスは一番大きな最初で最後のチャンスかと思いますが、このチャンスがスルーされた場合、日本政府としての対応を考えておいてほしいと話しました。
このチャンスが逃げていった場合に、家族会は期待しただけに落胆も大きいのではないかと思いますので、その時に日本政府としてどういうふうに対応するのかを家族にも伝えてもらえればと思います。以上です。今日はありがとうございました(拍手)。