訪米報告と米朝首脳会談?東京連続集会101
◆北朝鮮の独裁者が決断しない限り帰ってこれない
西岡力(救う会会長)
ということを確認してきたということで、アメリカが核・ミサイル問題だけではなく、拉致問題も自分の問題として取り上げるのは間違いない。残念ながらボルトン補佐官には会えませんでしたが、ポッティンジャーさんが伝えてくれたボルトンさんの話として、「補佐官はこの問題は日本に頼まれる必要はない。頼まれてやることではなく、アメリカの問題だといつも言っています」と言っていることを伝えてくれました。
そこまで来たということです。それを前提として、あと少し話をしたいと思います。アメリカは6月12日に取り上げるだろう。しかし、金正恩が全員返すという決断をしたという兆候はありません。逆に彼らは最近声明を出して、「拉致問題は解決済」と言いました。これも現実です。
我々は、最後は平壌を動かさなければなりません。そのために我々は圧力をかけ、アメリカは軍事的な圧力をかけて協力し、さまざまなことをやってきましたが、捕らわれている被害者がどこにいるかというと、北朝鮮にいる。北朝鮮の独裁者が決断しない限り帰ってこれないんです。その独裁者が決断したという兆候はまだない。ということで、今後どうなっていくのか。