米朝協議と拉致問題?東京連続集会102
◆北朝鮮の難破船は本当に難破だったのか
本間勝(田口八重子さん兄)
皆さん、こんばんは。今日は暑いところをありがとうございます。
拉致問題は、先が見えない状態が続いています。今日本が何をすべきかと言えば、当然拉致被害者の取戻しですが、この拉致被害者がなぜ発生したかということです。そして今でも工作員の潜入が行われているということを、日本の国民が自覚してほしいのです。
というのは、東北地方に北朝鮮の木造船が何十隻も来ています。難破というより、意図的に船を流して日本に上陸しているのではないか。本当に難破だったのか。相当壊れているようですし、何十日も乗っている人が劇やせしていなければおかしいのですが、上陸してくる人間は、我々と同じような健康状態です。
また何百キロも離れているところからどうして流されてきたのか。漁船員は北朝鮮の軍人だそうです。軍人だから耐え忍ぶ力が相当あると思いますが、警察は実態調査、真相究明をして、この人たちをどれだけ調べたのか。こうして北朝鮮から日本に潜入してきているのです。昔の特定失踪者が発生した状態が起こり得ることを言っていただければ、朝鮮は許せない、油断ができない国だということを知らしめていただきたい。
東京オリンピックは2020年で、あと2年後になっています。この平和の祭典に北朝鮮は、スポーツだからということで拒否はできないことになっていますが、拉致した人間を返さない国が、この平和の祭典に参加させていいのかなと思います(拍手)。
まずそこから北朝鮮を攻めていって、拉致被害者を返さなければ自分たちの国は批判されて、東京オリンピックに参加する人たちが肩身の狭い思いをする。でも北朝鮮の人たちは肩身の狭い思いなんかしてないですね。ずうずうしく韓国とグルになって成果を見せようとしてくるわけですから。
だから日本は、オリンピックの祭典の前には必ず被害者を返しなさいよと言うべきだと思います。
また金正恩ですが、先ほどもありましたが、軍部を押さえていないんじゃないか。新聞を見ると、今もミサイルを作っている証拠があるそうです。もしこれが真実だとすれば、あれだけトランプ大統領が非核化とミサイルの開発阻止を言ったわけですが、それが金正恩に届いていないわけです。本当に説得できたのかということが疑われるわけです。
日本人拉致被害者を返しなさいとどれほど強く言ってくれたのか、ただ言いましたよということなのかということです。ありがとうございました(拍手)。