全拉致被害者の即時一括帰国を!国民大集会報告
◆地元能登に多数の難破船、撤去・解体や遺体埋葬に税金が使われている
北野政男(寺越昭二さん次男)
私の持ち時間を櫻井よしこさんに譲ったのかなあと、そんな気がしてなりません(笑)。私は今年難破船が漂着した能登にいますので、漂着が多数ありました。高木さんも話されましたが、もう少し話をすると、難破船というのは都会にいればそれですむ話かもしれませんが、地元では難破船を撤去しなければならない。
しかし船の構造上の問題があって、どうしても陸に上げないと、撤去・解体できない。そしてちょっとした船だと数百万円かかる。場所が場所で、人が入っていけない岩場で難破しています。国はある程度補助をしてくれますが、それは私たちの税金です。
そして今年で終わらない。冬にまたイカ釣り漁に出てくる。食糧が少ないから、大型船に連れられて小型船が出てくる。また波が荒れると難破します。そして漂着します。そこには難破した人が載っていたり、あるいは白骨化した骨が来る。それを全部日本が埋葬したり、費用をかけて管理しています。
これが2、3年続くかもしれない。5年続くかもしれない。そんなことがあるということを、地元としては皆さんに知っておいていただきたいと思います。またご協力の程、宜しくお願いいたします(拍手)。