国際セミナー「激動する朝鮮半島情勢の下で拉致被害者救出を考える」全報告
◆開会の挨拶
西岡力(総合司会、救う会会長)
みなさんこんにちは。家族会・救う会・拉致議連主催の国際セミナーを始めます。政府が作ったポスターが後ろに貼られています。今日初めて見ましたが、ちょっと嬉しい感じがしました。このポスターは政府が人権週間のために作ったポスターですが、私たちは「全被害者の即時一括帰国」というスローガンを掲げていますが、同じ言葉がこのポスターに書いてあったからです。
政府からは今日、担当大臣の官房長官も来てくださっています。そして大きな病気をしていたのですが、久しぶりに自由北朝鮮放送の金聖?さんが来てくれました。また、ワシントンから古森義久さんが来てくれました。
今年色々なことがありましたが、まだ被害者を取り戻せていません。しかし、どこまで来ているのか、あとどのくらい待つのか。私はそう遠くはないのではないかと思っていました。そういうことをじっくりと見ながら。どうやったら全員即時一括帰国ができるかということをみなさんと一緒に今日考えていきたいと思っています。宜しくお願いいたします(拍手)。
それでは主催者を代表して、家族会代表の飯塚繁雄さん、ご挨拶をお願いいたします。