全拉致被害者の即時一括帰国を実現せよ!国民大集会報告
◆家族会・救う会のメッセージを受け止めて行動する
村上史好(立憲民主党拉致問題対策本部事務局長、衆議院議員)
皆さん、こんにちは。昨年、私が党を代表してこの場に立たせていただき、ご挨拶をさせていただきました。あれから1年経ちましたが、残念ながら拉致被害者の皆さんを取り戻すことができませんでした。ご家族に思いを致す時に、本当に申し訳ないな、国会議員として、立法府に席を置く者として力が足りなかったと痛感します。
先ほど横田拓也さんからご紹介がありましたが、家族会として、また救う会として北朝鮮の指導者に向けての初めてのメッセージを発信されました。その内容については色々な意見があったとのことでした。
被害者家族の皆様方からすればせっぱつまったことで、思いを心に封じて、被害者が帰ってきてほしいという思いがこのメッセージに込められていると思います。私たちはその思いをきっちりと受け止めて行動しなければならないと改めて思っています。
ご承知の通り、昨年から今年にかけて米朝会談が開催され、状況が変わってきたことは事実です。日朝はまだ交渉の端緒についていないかもしれないけれども、この流れをきっちり捕えて、拉致問題の解決のために政府は全力を尽くしていただきたいと思います。
昨年も申し上げました。拉致問題の解決のためには与党も野党もも政府もない、みんな一緒です。別々ではだめなんだと党の立場から訴えをさせていただきました。この気持ちはもちろん変わっていませんし、少しでも早く被害者の皆さんを取り戻すために、全力を尽くしていきたい。このことを皆様の前でお約束をして、これからも共に行動していきたいと思います。
皆さん、一緒に頑張りましょう(拍手)。
櫻井 次に国民民主党の国対委員長、原口一博さんにご挨拶をお願いいたします(拍手)。