全拉致被害者の即時一括帰国を実現せよ!国民大集会報告
◆北朝鮮のサイバーでわが国からお金が抜けているのに超党派で対応を
原口一博(国民民主党国対委員長、拉致議連副会長、衆議院議員)
皆さん、こんにちは。たくさんの署名を集めてくださった全国の皆様に、この場を借りてお礼を申し上げます。
私たちが、行動する拉致議連を立ち上げて、その思いを超党派で固めてもう21年が経ちました。5名の方が帰りましたが、未だにすべての拉致被害者の一括帰国に至っておりません。国会議員の一人として、また拉致議連のイニシャルメンバーとしてお詫びを申しあげたいと思います。
今大きなチャンスが来ています。先ほど拉致議連会長の古屋さんが話をしてくれました。当然のことです。私は政党の代表というよりも、拉致議連の副会長として皆さんにお伝えしたい。そしてこれを聞いている北朝鮮の皆様にもメッセージを送りたいと思います。
私たちはハドソン研究所でセミナーを行いました。13台のカメラが並ぶ中で、3つの曲が生中継をしてくれました。横田拓也さん、飯塚耕一郎さんの訴えが、全米の皆さんの心を打ちました。
そして、バージニア大学の学生が北朝鮮を旅行していて、そして瀕死の状態で米国に帰ってきて亡くなった。そのお母さん、シンディ・ワームビアさんの訴えもありました。
拉致問題はわが国だけの問題じゃないんです。全世界の問題であり、そして人権の問題です。そのことを確認したい。
そして先ほど古屋会長はとても大事なことを言いました。トランプ大統領、金正恩委員長の最初の会談で金正恩委員長は拉致問題に触れることを避けようとした。しかし、2回、3回と、拉致問題は人権問題であると言い、金正恩委員長は避けられないことを理解した。これは大事なことです。
私は国会対策委員長も務めていますから、この拉致問題の解決のためには与野党の枠を超えて、すべてをかけて応援をしたいと思います。
今日は多くの国会議員が来ていますから、皆さんにも申し上げたいと思います。私たちの制裁は成功しています。皆さんが集めていただいた意思のため、制裁は成功しています。
しかし、制裁を逃れている部分もある。それについて率直に申し上げたい。一つは朝銀です。もう一つはサイバーです。サイバーでわが国からお金が抜けているんじゃないですか。私たちはこうこうことについても党派を超えて、団結して、決して不当なことがこれ以上続くことがないように、そして拉致被害者の皆さんがつはサイバーです。サイバーでわが国からお金が抜けているんじゃないですか。私たちはこうこうことについても党派を超えて、団結して、決して不当なことがこれ以上続くことがないように、そして拉致被害者の皆さんが一括帰国できるように、頑張っていきたいと思います。
今がチャンスです。心無い人の中には、「アメリカに行って何をやるんだ」という人がいました。しかし皆さん、北朝鮮はまだ休戦状態なんです。わが国は国交がありません。北朝鮮に最も大きな力を持つ同盟国に対して、最も大事な人権問題を訴えることのどこがおかしいんでしょうか。
皆さん、団結しましょう。今日は飯塚繁雄さんが来られていません。横田 滋さんのお姿もありません。時間がない中で私たちが結束してこの問題を解決していこう。
そして北朝鮮の皆さん。皆さんには多くの資源と未来の可能性があります。しかし、その資源もインフラがなければ持ち腐れです。前の代に拉致をしたその被害者を日本に一刻も早く返してください。皆さんの未来がそこから開けるんです。この場を借りて、北朝鮮の金正恩委員長を初め、皆さんに訴えます。
櫻井よしこさんを初め、ずっとこの活動を支援してくださっている皆さんに、心からお礼を申しあげ、この会が来年は開かれないように、皆さん共に頑張りましょう。ありがとうございました(拍手)。
櫻井 次に、公明党拉致問題対策委員長の竹内譲さんにお願いします。