全拉致被害者の即時一括帰国を実現せよ!国民大集会報告
◆一目だけでも会えるように頑張っていきたい
横田早紀江(横田めぐみさん母)
皆様、こんにちは。本当に長い年月、被害者のために、子どもたちを助けるために、一生懸命応援をしてくださり、支えてくださったことにまず感謝致します。ありがとうございます。
そして今日は、念願でした署名簿の大きな山が出されました。全国のお一人、お一人が雪の中、暑い中、いろんな中で街頭に立って大きな声を挙げて集めてくださいました。また署名をしてくださる大きな力がここに結集されたことを目の当たりにして感慨無量です。
人生の大きな流れの中で、歴史の中で、様々な私たちの活動の中でご一緒させていただきました。本当に酷い経験ですが、この中で色々なものを考えさせられてきたことを私は実感しています。
様々なことを学ばせていただきました。人のあたたかさ、そして国のあり方、多くの国々がある世界の中でどのように生きていかなければならないのか等、色々なことを考えさせられて今日まできました。
だんだん歳をとり、時間が少なくなってきたなという虚しい思いがありますが、主人がめぐみちゃんと会うまでは頑張ろうと、めぐみの写真を見ながら言っています。
有本さんのお母さんも大変な中で、「なんとか頑張るから横田さんも倒れないでね」というお電話をいただいたりします。それぞれが苦労をしながらも、みんな前を向いて頑張っていますので、なんとか一目だけでも会えるように頑張っていきたいと思っています。
本当にこれまで長い、長い年月をご一緒させていただいて、支えてくださった皆様に心から感謝致します。ありがとうございました(拍手)。
櫻井 皆さん、スクリーンに映っているめぐみちゃんは中学校の制服を着て13歳です。それが今、54歳と書いてあります。本当に長い年月が過ぎてしまったなあと思います。