救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

全拉致被害者の即時一括帰国を実現せよ!国民大集会報告



◆拉致は北朝鮮から日本にしかけられた戦争

荒木和博(特定失踪者問題調査会代表) 今日はお疲さまです。今竹下さんがおっしゃいましたように、来週金曜日の24日、デモと集会を行います。この会合が終わってから出口のところで特定失踪者のご家族がビラを配布させていただきます。是非受け取っていただき、お時間がある方はお参加いただき、お時間がない方は参加いただける方にお渡ししていただきたいと思います。
 家族会の皆さんにもご案内を出しているんですが、飯塚代表は体調がすぐれず出られないというお電話をいただきました。その時、今日の集会にも出られないと聞いて、愕然としました。最初の代表である横田滋さんも第2代代表の飯塚さんも来られないような状況になっているのが、残念ながら現状です。 時間がないということは言うまでもありません。
 さて、私は今酒は一滴も入っていません。しらふであるという前提で言いますが、拉致は戦争です。北朝鮮から日本にしかけられた戦争です。先ほど横田事務局長のご挨拶の時に、家族会・救う会の北朝鮮へのメッセージに対して色々な批判があったという話がありました。
 私も若干疑問を感じましたが、この場で金正恩に言わせてもらうとすれば、これがいつまでも続くことではない、ということです。みんな帰ってきても国交正常化に反対しない、帰ってきた人たちから何も聞かないということ。そして総理が無条件で金正恩に会うと言うことは、こんなにありがたいことはないと金正恩は思うべきだということです。
 寺越昭二昭二さんは、拉致の時点で殺されて海に沈められたと言われている。それ以外にも数件はそういうことがあったのではないかと思われます。そして北朝鮮に行ってから殺された人、自然死であっても殺されたと同じようなものです。そういう方々相当いるだろう。これを一体どういうふうに考えるのか。
 単に話し合いで、握手をして笑って帰ってくるような問題ではない。相手は、自分たちは戦争をしているつもりで日本人をかっさらっていったわけですから、その人たちを取り返すためには、こちらも戦争であると覚悟をしなければいけない。
 弾を撃つということだけではなくて、それも入っているとは思いますが、外交だろうが、それ以外の交渉であろうが、あるいは私たちが飛ばしている北朝鮮への電波もそうですが、すべてが弾丸であり、ミサイルであり、爆弾であるということです。自分たちが覚悟を持ってでも取り返そうとしない限りは、私はすべての拉致被害者を取り返すことはできないだろうと思います。
 基本は北朝鮮が日本にしかけた戦争であって、アメリカは関係がありません。我々の戦争です。我々が戦って取り戻すしか方法がないと思っています。
 北朝鮮の中で膨大な人たちが、日本人拉致被害者もそうですが、在日朝鮮人帰国者、その日本人家族もそうです、そして今北朝鮮に住んでいるごく普通の、2千数百万人の大部分がまさに死んでいっているわけです。
 その人たちのことを考えたら、私は敢えて言いますが、復讐をしなければならない。絶対に仇をとってやると思っています。15年間、小銃の射撃訓練もしてきましたので、必要であればそういうことも含めてですね。
 とにかく今、家族会・救う会のメッセージがあり、総理が無条件で会うと言っている。こんな時を逃したら、金正恩にはもうチャンスはこないと、北朝鮮につながっている方は是非ともお伝えいただきたい。以上で私のご挨拶に代えたいと思います(拍手)。
櫻井 では西岡さん、救う会の会長としてお願いいたします(拍手)。


  
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