訪米報告と米大統領面会報告、最新情勢報告-東京連続集会106
◆人権問題が解決されない限り制裁を緩めてはならないと
横田拓也(横田めぐみさん弟、家族会事務局長)
皆様、こんばんは。1回目は5月2日から5日にかけてワシントンDCに入りました。2回目は5月10日から11日までニューヨークに行きました。間の1週間アメリカにいればよかったのですが、私もサラリーマンなのでとんぼ返り、トンボ返りで訪米を2回しました。
実際はまだ日朝の外交や交渉は始まっていないわけですが、本当に重要局面であるということで、関係者の方々に我々の考え方、方針を改めて共有していく必要があるため、ここは無理をしてでも訪米をしようと考えました。
西岡 実は家族会事務局長の拓也さんと事務局次長の耕一郎さんが、ワシントンに行ってきて帰り、またニューヨークに行くスケジュールでしたので、私の方から「二人で分担してもいいですよ」と言ったのですが、今拓也さんがおっしゃったように、重要な局面だからできる限りのことをしたいということで、行ってくださいました。
横田拓也 まず1回目のワシントンですが、現地に5月2日に着いて昼食後、国務省のリーガン・北朝鮮特別代表にお会いしました。我々の考え方を改めてお伝えしました。北朝鮮に対しては人権問題が解決されない限り制裁を緩めてはならないということです。
訪米中もしくは訪米後に、我々は記者会見ではお話をしていないんですが、議員の方々がブログで公開されていますので、今や秘密ではないことについてお話をすると、実はビーガンさんとお会いした時に、サリバン国務副長官も部屋に立ち寄ってくださって、私たちと面会してくださいました。
その場で、拉致問題はアメリカにとっても大事な問題だということをおっしゃってくださり、ぎりぎり最後まで私たちと向き合っていただきました。中身について触れることはできないんですが、アメリカもトランプ大統領を初め、各省の重要なキーマンが我々に向き合ってくださって、拉致問題に対しておしみなく支援をしてくださっているというのが事実です。