訪米報告と米大統領面会報告、最新情勢報告-東京連続集会106
◆心と心がつながるような面会だった
西岡力(救う会会長)
サリバンさんは途中で入ってきたんですが、ひざを乗り出して、「北朝鮮のことを私はよく分かっているんだ」という話をされました。それはオットー・ワームビアさんというアメリカ人の学生で、旅行中に北朝鮮で捕まって拷問をされ、瀕死の状態で帰ってきて、そしてアメリカで亡くなったのですが、この帰還の交渉を自分がやったということでした。
そしてワームビアさんの葬式にも自分が出たということで、北朝鮮という国の体質を私はよく分かっているので皆さん方の苦しみもよく分かるということでした。頼まれたから出てきたという感じではなく、北朝鮮という存在について、アメリカ人も犠牲になっており、日本の犠牲者の家族が来たんだという、心と心がつながるような面会だったという印象を受けました。