訪米報告と米大統領面会報告、最新情勢報告-東京連続集会106
◆ワームビアさんのお母さんはずっと日本人被害者を気にかけている
西岡力(救う会会長)
お母さんのスージーさんにアメリカのメディアが大変注目していて、ハドソン研究所のセミナーでアメリカのメディアが生放送したのは、お母さんが話をするからということだったと思います。
その後、日本、韓国、アメリカの被害者家族が並んで記者会見をしたのですが、アメリカのメディアからお母さんに質問が集中したんです。「トランプ政権はワームビアさんの病気治療費としてお金を出すことにサインしたが、トランプ政権に何か言いたいことはないか」など、アメリカのメディアは反トランプの言動をするのではないかという政治的な関心もあって質問したんですが、お母さんが、「私に対する質問はこれで最後にしてください。今日は日本の拉致被害者家族のために私は出てきた。日本の拉致被害者家族に質問してください」と言ってくださったのを見ました。
そのワームビアさんの家族が初めて出たのは、去年の国連のセミナーの時ですが、その直前に拓也さんたちと会ってくださったと聞いています。その時、13歳の少女がさらわれていると聞いて、去年のセミナーで、「私たちは立ち上がらなければいけない」とおっしゃった。
同じ相手に苦しめられている日本人被害者がいることを気にかけておられるんだなということが伝わってくる場面でした。