訪米報告と米大統領面会報告、最新情勢報告-東京連続集会106
◆「条件なしで会う」ということは、言いたいことが言えるということ
西岡力(救う会会長) 昼食懇談会の時も、総理から、「条件なしで会いたい」ということについて、どういう意図があるのか、一定のお話をしていただきました。それは私たちがワシントンに行って感じたこととほぼ同じでした。そこでも、政府も同じことを考えているんだなと強く感じました。
「条件なしで会う」ということは、会うために米支援などはしないという意味でもあります。過去の日本は、会うために、会話をするために米支援をするとか、制裁を緩めることをしましたが、そういうことはしない。「条件なしで会う」ということは、向こうが「拉致問題を言うな」という条件を付けてきたら、「それはだめだ」ということなので、こちらはこちらが言いたいことを言うということです。向こうが欲しいと思っている経済支援の入り口に拉致問題を置いていることを最高指導者に説明することが必要だということだなと思っています。
そういうことをアメリカに行って感じたのですが、総理の口からもそういう話を聞いたので、考えていることは全く一緒だなと思いました。