訪米報告と米大統領面会報告、最新情勢報告-東京連続集会106
◆金正恩氏の英断を、変わったなと世界に発信できるいいチャンス
横田拓也(横田めぐみさん弟、家族会事務局長)
母がしゃべった時も、発言をさえぎって、「めぐみにはきっと会えるよ」と言ってくださった。本当に力強さを感じるとともに、ありがたいなと感じました。
これまでの色々な積み重ねがありましたが、例えば飛行機に乗りながら、この行動が何につながるのだろうかと弱さに近いような心細さをいつも感じます。アメリカから日本に帰ってくる機内でも、今回の訪米で何か得たものがあったのだろうかと毎回思います。
しかし、それが一つひとつ、色々な人の見えない心に刺さって、2017年が転機になって、米朝首脳会談があり、今回2回目の大統領との面会があり、補佐官や大臣とも会うことにつながっているので、この人権問題は許さないという一枚岩の方針は揺るがないと思っています。
今回のニューヨークでのシンポジウムやワシントンでのセミナーでもお話したように、やはり金正恩委員長が人権問題を解決しなければならないんだということを改めて悟っていただいて、英断をして、自分の国も明るい未来が描けるような国を作ってほしいし、人権問題を解決して今までとは変わったなと世界に発信できるいいチャンスだと思います。そういう機会を捕えて、大英断をくだしてほしいと思っています。