訪米報告と米大統領面会報告、最新情勢報告-東京連続集会106
◆トランプ大統領は日米連携の必要性を戦略的に理解している
西岡力(救う会会長)
これからは、今の情勢を概観して、今後私たちは何をしたらいいのかということについて、私の考えを述べさていただきます。
アメリカがこれほど協力的な背景には、我々の2001年からの努力があったことがありますが、もう一つ、安倍総理とトランプ大統領との関係があることは間違いないわけです。
そしてトランプ大統領が父親としての心の広い愛情、あるいは人権問題についての関心だけで、外国人の被害者と3年で2回も会うだろうか。金正恩委員長との会談では、アメリカの安全保障にとって絶対譲れない核・ミサイルを止めさせるために時間を作ったのに、外国人被害者の問題に3回も言及した。
もちろん私たちの働きかけや安倍総理の働きかけもありますが、その背景には北朝鮮問題を解決するためには日米が同じ足並みでいかなければだめなんだということを、トランプ大統領も戦略的に理解しているからだと思います。
そしてこれは安倍外交の大きな勝利で、ここまで持ってくることができたということは大きく評価していいと思っています。