05/27 東京都千代田区
全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会
拉致被害者は50年近く北朝鮮で抑留され続けています。なぜ、まだ助けられないのか。怒りで一杯になります。
岸田文雄総理は昨年10月23日の国民大集会での挨拶で「拉致被害者御家族も御高齢となる中で、拉致問題は時間的制約のある人権問題」と話されました。これは日本政府を代表しての初めての発言です。また昨年12月に閣議決定された「国家安保戦略」でも「拉致問題については、時間的な制約のある深刻な人道問題であり、この問題の解決なくして北朝鮮との国交正常化はあり得ない」と明記されました。拉致問題と核、ミサイル問題を事実上切り離して被害者救出優先を打ち出したのです。
それを受けて、家族会・救う会は2月26日「親の世代の家族が存命のうちに全拉致被害者の一括帰国が実現するなら、我が国が北朝鮮に人道支援を行うことに反対しない」という新運動方針を決めました。被害者である家族会が支援を公然と語るということは言いようもないほど重い決断です。
人道支援は国連制裁違反ではありません。従って、核・ミサイル問題解決前にも実行できます。その条件は喫緊の人道問題である「全拉致被害者の即時一括帰国実現」です。親の世代の家族が存命のうちに全拉致被害者の即時一括帰国が実現するなら私たちは北朝鮮への人道支援に反対しません。様々な人道問題を一括して解決しようではないかと提案したのです。
5月27日に、私たちは「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」を開催します。
今こそ皆で声を上げ、親の世代が被害者と抱き合うことなしには日本の怒りは解けず、支援はあり得ないことを、北朝鮮の最高指導者に伝えましょう。救出のシンボルのブルーリボンバッジをつけてぜひ、みなさん国民大集会にお集まりください。
警備の都合上、大きな荷物や長い棒や旗、スピーカーは持ち込まないでください。特定団体の制服でのご参加もご遠慮ください。
チラシのPDFはこちらです
と き
令和5年5月27日(土)午後2時から4時まで
開 場
午後1時(先着順)
ところ
砂防会館別館1階、シェーンバッハ・サボー
東京都千代田区平河町2-7-4 TEL:03-3261-8386
地下鉄永田町駅(有楽町線・半蔵門線・南北線)4番出口徒歩1分
5番出口(都道府県会館前)はエレベーターあり
赤坂見附駅(銀座線・丸ノ内線)が永田町駅に接続
登壇者
櫻井よしこ(司会)
岸田文雄総理大臣(要請中)、
松野博一官房長官・拉致問題担当大臣(要請中)、
家族会・救う会代表、拉致議連代表、知事の会代表、地方議連代表、
各党代表、特定失踪者家族会代表
参加費
無料(会場カンパ歓迎)