05/11 東京都千代田区
全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会
私たちは、去年の2月に、「親の世代の家族が存命のうちに全拉致被害者の一括帰国が実現するなら、我が 国が人道支援を行うことに反対しない」という運動方針を決めました。
その後、北朝鮮は 5月に外務次官談話で、岸田首相の高位級協議提案を取り上げ「両国が会えない理由が ない」と明言しました。これには当然、金正恩委員長の意思が反映されています。その対話局面は、今年1月、 岸田文雄閣下ではじまる金正恩委員長の能登半島地震お見舞い電報、2月の金与正副部長の「首相が平壌を訪問する日もあり得る」という談話につながりました。
この流れを受けて私たちは今年2月25日に「親の世代の家族が存命のうちに全拉致被害者の一括帰国が実 現するなら、我が国が人道支援を行うことと、わが国がかけている独自制裁を解除することに反対しない」という新しい方針を決めました。被害者を1日でも早く取り戻すという緊急の目標があればこその決断でした。
3月の最後の週に、北朝鮮は突然、態度を変えました。岸田文雄政権はこれまでと全く変わらない原則的なことを言っているだけなのに、北朝鮮はそれを問題視し、いかなる接触も交渉も拒否すると高官らが繰り返し表明しています。
しかし、そもそもこれまで交渉がなかったのなら、静かにそのままでいればいいわけです。これまで水面下で交渉をしていたからこそ交渉を拒否すると連日、表明しているのではないか。水面下で行われている交渉が 岸田首相の訪朝の条件をめぐる協議の段階に入り、そこで北朝鮮側がたとえば、「訪朝前の米支援を」などという無理な要求を出し、それを岸田政権が受け入れないので、譲歩を迫るために揺さぶりをかけてきたのでは ないか、と思われます。
北朝鮮側の言葉に一喜一憂せず、原則を堅持するときです。全拉致被害者の即時一括帰国を求める怒りの声こそが必要です。北朝鮮が注目している国民大集会に救出のシンボルのブルーリボンバッジをつけてお集まりください。受付でも販売しています。
チラシのPDFはこちらです
と き
令和6年5月11日(土)午後2時から4時まで
開 場
午後1時(先着順)
ところ
砂防会館別館1階、シェーンバッハ・サボー
東京都千代田区平河町2-7-4 TEL:03-3261-8386
地下鉄永田町駅(有楽町線・半蔵門線・南北線)4番出口徒歩1分
5番出口(都道府県会館前)はエレベーターあり
赤坂見附駅(銀座線・丸ノ内線)が永田町駅に接続
登壇者
岸田文雄総理大臣(要請中)、
林芳正官房長官・拉致問題担当大臣(要請中)、
家族会・救う会代表、拉致議連代表、知事の会代表、地方議連代表、
各党代表、特定失踪者家族会代表
参加費
無料(会場カンパ歓迎)