救う会全国協議会

〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

山本外務政務次官の家族訪問について(2000/03/02)
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救う会e-mail news

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会
TEL 03-3946-5780/FAX 03-3944-5692 http://www.asahi-net.or.jp/~lj7k-ark
〒112-0015 文京区目白台3-25-13 
担当:荒木和博(全国協議会事務局長 k-araki@mac.email.ne.jp)
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このニュースは拉致問題に関する情報をお送りするものです。
恐縮ですが送信を希望されない方は荒木のID宛メールをお送り下さい。
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4月30日は東京・日比谷公会堂へ! (午後1時半?4時予定)

北朝鮮に拉致された日本人を救出するための第2回国民大集会
(横田めぐみさんたちを救出するぞ!国民大集会)開催
一人でも多くのご参加をお待ちしております。お誘い合わせの上おいで下さい。

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山本外務政務次官の家族訪問について

 昨日以下の文書を関係各方面にファックスで送りました。山本次官は蓮池薫さんと
ほぼ同時期同じ中央大学に通っていた人で、蓮池さんのご家族とも会っていますし、
月刊文藝春秋で北朝鮮へのモノの流れを止めるための法律の案を発表したりした人で
す。想像の域を出ませんが、個人的には北朝鮮に対して原則的な立場の人だと思いま
す。今回の家族訪問は本人の意思というより、そうせざるを得ない圧力があったから
だと思います。それをさせたのが日朝議連には入っても拉致議連には入っていない河
野外相なのか、あるいはその日朝議連の事実上の会長である野中広務自民党幹事長代
理なのか分かりませんが、事実なら卑劣な行いだと言わざるをえません。

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ご報告とご協力のお願い

 拝啓、平素から救う会の運動にご協力いただきありがとうございます。
さて、最近山本一太外務政務次官が被害者家族のところを訪れ、コメ支援について理
解を求めていることが明らかになりましたのでお知らせ致します。
 山本次官はすでに柏崎、小浜、神戸を訪れ、3月2日には鹿児島に赴く予定です。話
している内容は場所によって異なりますが、家族によっては事前に「マスコミに伝え
ないように」と言われた人もいます。話の内容には「対話を続ければこのような道筋
で問題解決の道が開ける」との具体的な話は一切出ていないことから、ともかくコメ
支援について家族に説明したという事実関係だけ作っておこうという意図があること
は明らかです。
 これは山本次官だけの意志で行っているとは考えられず、また、同様の趣旨のこと
は拉致議連の幹部から全国協議会の幹部へも伝えられています。外務省の局長クラス
が国会議員のところを回ってこのための説明に歩いているという話もあります。野中
幹事長代理など自民党中枢のコメ支援に向けての動きが本格化しているものと思われ
ます。

 昨日(2月29日)は横田滋・早紀江家族会代表夫妻も永田町に立って寒風吹きすさ
ぶ中ビラまきを行いました。20年間以上放置しておいて(もちろんこれまで政府首脳
や国会議員が家族を訪れたことはない)、拉致解決に何の目算もない、相手に「拉致
棚上げ」のメッセージを与えるだけのコメ支援のために家族のところを外務次官が回
るという、この国はいったいどうなっているのでしょうか。すでに私たちは座り込な
ど実力行使も含めて拉致を棚上げしたコメ支援に反対していくことを決定しています
が、それにしても政府自民党のこの対応にはあらためて怒りが募ります。

 以上のような状況ですのでこの動きを止めるのは国民世論しかありません。恐縮で
すが各位におかれましては自民党本部・外務省および関係議員などにはたらきかけを
していただきますようお願い申し上げます。
 自由民主党本部 TEL 03-3581-6211 FAX 03-5511-8855
 外務省 TEL 03-3580-3311 FAX 03-3581-9546

 なお、政府はこんな状態ですが、先月後半から宮城・埼玉・神奈川・滋賀などで救
う会結成の動きが進んでおり、順次結成総会や集会の日程も決まりつつあります。ま
た、地域と別にインターネットを通した救う会の結成準備も進んでいます。永田町や
霞ヶ関と異なり国民一般の意識は健全なようです。今後ともご協力をよろしくお願い
申し上げます。(以上文責:事務局長・荒木和博)
<東京の街頭活動>
 3月5日(日)午後2時?4時 新宿駅南口(青年の会主催)
 3月12日(日)午後2時?4時 有楽町数寄屋橋(地方議員の会主催)
【4月30日・日比谷公会堂での国民大集会に一人でも多くの参加を!】
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韓国で家族会結成

 去る2月28日、ソウルで韓国の救う会が結成されました。以下有力紙「朝鮮日報」
の29日付記事を訳載します。

  被拉致者家族会初めて結成

  政府に問題解決を求める--日本の団体との連帯も推進

 被拉致者家族会が初めて結成された。
 1987年2月拉致されたトンジン号漁労長崔宗錫(チェ・ジョンソク)さんの娘祐英
(ウヨン)さん、米国留学中オーストリアで拉致された李宰煥さんの父李永旭弁護士
ら休戦以後拉致・抑留された人々の家族17名が初めて一同に会した。
 会で被拉致者家族はまず北朝鮮に抑留された家族たちの生還のため、国内NGO(非
政府機関)とともに「被拉致者救出会」を結成、被拉致者に対する世論を喚起して政
府に被拉致者問題解決を求める各種運動を繰り広げることとした。また、にほんの
「被拉致者救出会」などと連帯して世界的な関心も引きだす計画である。
 参加者はこの日金大中大統領に送る「嘆願書」を採択、被拉致者は「休戦状況」に
おいて拉致されたのであるから戦争捕虜と変わらないのにもかかわらず政府が何の関
心も傾けなかった」とし、「被拉致者問題を人権保護次元から接近し、政府が被拉致
者を家族のもとに返すよう積極的に努力して欲しい」と要求した。
 会には代表を置かないまま李英旭氏と崔宗錫氏の兄であるアニル氏の二人を顧問に、
崔祐英史を総務にそれぞれ選出した。また、「日本の被拉致者救出会」に参与してい
る黒坂真大阪経済大教授が参加し、「被拉致者救出会」の活動状況を紹介した。
 会では拉致抑留者454名の家族の連絡先確認作業を行い、これまで200余名の住所を
確保したと明らかにした。(了)


  
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