救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

全拉致被害者の即時一括帰国を!私たちは決して諦めない!国民大集会

◆国民大集会決議

松原仁(拉致議連幹事長、元拉致問題担当大臣、衆議院議員)
 本日、私たちは「拉致被害者の即時一括帰国を!私たちは決して諦めない!国民大集会」を開いた。昨年12月に家族会代表として14年間、拉致被害者救出運動の先頭に立ってきた飯塚繁雄さんが亡くなった。飯塚さんは最後の訴えとなった昨年11月の国民大集会の挨拶で3回も 「諦めない」 と語った。 その言葉は、家族も含め拉致被害者の帰国を望む全ての人々の気持ちを表している。私たちは絶対諦めない、諦めるわけにはいかない。
 現在北朝鮮は、かつてなく厳しい経済制裁、新型コロナウイルス蔓延と中朝国境封鎖などの結果、住民と兵士が飢えに苦しむだけでなく軍・党・政府・治安機関幹部らの生活難も深刻化している。それにも関わらず、ミサイル試射を繰り返し、核実験準備をしている。
 北朝鮮は新型コロナウイルス蔓延を認めた。4月の軍事パレードを強行した結果、平壌にまで患者が急増し脆弱な医療体制の下、大規模な移動制限以外に対策がないからだ。まん延を認めたもう1つの理由は、深刻な食糧不足により全国的に治安が悪化し、放置しておくと暴動が起きるかもしれないという危機感がある。住民統制に軍が動員されている。
 国際社会は北朝鮮に対し最高度の制裁を維持している。来日されたバイデン米大統領は家族会と面談して米国の変わらぬ支援を約束した。「先圧力、後交渉」に基づきなんとしても日朝首脳会談を開かせなければならない。
 北朝鮮が全拉致被害者の即時一括帰国を実行するなら、我が国は独自制裁の解除や人道支援の実施をすぐに実行できる。核問題や人権問題が解決して国交正常化をすれば大規模な経済支援も行える。
 ただし、北朝鮮が日本から支援を得るには親の世代の拉致被害者家族が健在のうちに全拉致被害者を一括して帰すしか道はない。親の世代が拉致被害者と抱き合えなければ、日本人の怒りは増し、支援はあり得ないことを、北朝鮮の最高指導者に理解させることが今大切だ。

1.政府は、国民が切望する全拉致被害者の即時一括帰国を早急に実現せよ。
2.北朝鮮は、全拉致被害者の即時一括帰国をすぐに決断せよ。
3.閣僚、国会議員、地方首長、地方議員、国民の全員がブルーリボンをつけて救出への意思を示そう。

令和4年5月29日

全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会 参加者一同

櫻井 皆様の賛同の意思として、決議となりました(拍手)。ありがとうございました(拍手)。

以上


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