8.市川健一
こんにちは。一昨年11月、母が旅立ってしまいました。91歳という高齢の身でありながらも、いたって健康な母が、まさかのくも膜下出血で倒れてしまい、意識が回復しないまま、帰らぬ人となってしまいました。「修一に会いたい。修一が帰ってくるまでは元気でいなければ」と、いつも口ぐせのように言っていた母に、一刻も早く会わせてやりたい、胸に抱かせてやりたい、その一念で戦って参りましたが、修一に会わせることができなくて、本当に悔しくて、残念でなりません。
父は、先月3月で95歳になりました。足が不自由なため、やっと歩ける状態で健康もあまりすぐれません。また、日に日に記憶が薄れていくような気がしてなりません。母に修一を会わせることはできませんでしたが、父にはどうしても会わせてやりたい、もうそのことで頭がいっぱいです。
政府を動かす大きな力は、日本国民の世論です。みなさん、この被害者全員が祖国の土を踏むまで、この拉致問題を忘れないでください。私たち家族とともに、世論を高めていただければ大変ありがたいです。宜しくお願いいたします。
目次
第一部 | |
1.増元照明 2.飯塚繁雄 3.平沼赳夫 4.中井 洽 5.古屋圭司 6.竹内 譲 7.泉田 裕彦 | 8.深井 明 9.荒木 和博 10.崔 光奭 11.バンジョン・パンジョイ 12.海老原智治 13.上田清司(メッセージ) |
第二部 | |
1.増元照明 2.西岡 力 3.横田早紀江 4.横田滋 5.有本明弘 6.飯塚耕一郎 7.平野フミ子 8.市川健一 9.松木信宏 10.松本 孟 | 11.寺越昭男 12.北野政男 13.横田 滋 14.横田早紀江 15.横田哲也 16.本間 勝 17. 有本嘉代子 18. 市川龍子 19. 斉藤文代 20. 増元照明 |