救う会全国協議会

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北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会

7.泉田裕彦 北朝鮮による拉致被害者を救出する知事の会会長代行




みなさんこんにちは。家族が拉致をされて長い時間が経過しています。この間、ご家族の皆様がどんな思いで家族の帰国をお待ちであるかと考えると、本当に居ても立ってもいられない思いでいっぱいです。今年は特に、天候が不順です。寒くなったり、暑くなったり。皆さんご承知の通り、人工衛星で夜の地球の写真を撮るとどうなるか。北朝鮮のエリアは真っ暗になってしまいます。電力がほとんど通っていない。ちゃんとした生活ができているんだろうか。そして生活の他に、家族との絆を確かめるような、そういう文化的な一日を送ることができているのだろうか。色々な圧力に脅え、そして息を潜めながら生活をしているということはないのだろうか。こんな思いを強く感じるわけです。
一日も早く、祖国に帰ってきていただいて、そして家族とともに失われた時間を取戻していく。これを今、日本国政府、日本国民がやらないで、一体誰がやってくれるのだろうか。邦人を助けてくれる機構は日本にしかないわけです。
今、北朝鮮は大変辛い状態にあると思っています。平沼会長もお話された通り、デノミの失敗がありました。そして食糧の問題も生じています。本当であればこの拉致問題は人道問題として、国家のパワーゲームから切り離してほしい。しかし、それが通じるでしょうか。残念ながら、核・ミサイルそして拉致と国際パワーゲームの中のカードとして使われている。本当に残念でなりません。
そしてまた厳しい状況になればなるほど何が起きるのか。日本は民主国家です。国内の世論分断ということを当然考える。これが悲しいかな国際パワーゲームだと思っています。我々は、同胞、家族を取戻すために惑わされてはいけません。心を一つにして、国論を一つにして必ず家族を取り返す。これを進めていかなければいけません。
47都道府県知事すべて、「救出をする会」に入ってもらっています。「知事の会」としても、国論を分裂させないように、一日も早く同胞を取り返すために全力を尽くしていきたいと思います。
皆さん、この模様は間違いなく、北朝鮮にも届いています。日本国民の気持ちをメッセージとして届けていく、そして間違いのない交渉を進めていく、その環境を作っていくためにも、今大変重要な時期だと思っています。一致結束して家族を取戻すまで頑張りましょう。どうぞ宜しくお願いいたします。

増元 続いて、34の都道府県の拉致議連の会で構成される拉致問題地方議会全国協議会会長の深井明・埼玉県議会議員にお願いします。
目次
第一部
1.増元照明
2.飯塚繁雄
3.平沼赳夫
4.中井 洽
5.古屋圭司
6.竹内 譲
7.泉田 裕彦
8.深井 明
9.荒木 和博
10.崔 光奭
11.バンジョン・パンジョイ
12.海老原智治
13.上田清司(メッセージ)

第二部
1.増元照明
2.西岡 力
3.横田早紀江
4.横田滋
5.有本明弘
6.飯塚耕一郎
7.平野フミ子
8.市川健一
9.松木信宏
10.松本 孟
11.寺越昭男
12.北野政男
13.横田 滋
14.横田早紀江
15.横田哲也
16.本間 勝
17. 有本嘉代子
18. 市川龍子
19. 斉藤文代
20. 増元照明


  
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